ノイズジェネレーターの製作

LFOと一緒に作ってあったノイズジェネレータ。
http://www.chienowa.org/ca3080/ng.gif
こんな回路です。
回路は「ロッキンf別冊 エフェクタ自作&操作術」に載っていたものを参考にしました。トランジスタのBE間に逆電圧をかけるとノイズが出る、というのを理解しておけば簡単な回路です。その後、オペアンプ2初で増幅しています。1発目で100倍に増幅した後、2発目でえっと、10倍〜110倍に増幅、つまりトータルでは1000倍〜11000倍に増幅されるのかな。トランジスタの発するノイズには個体差があるので、増幅率を半固定抵抗で調整してVCOなどの出力レベルと合わせてやります。C2はひょっとすると無くても問題ないのかな?
問題なくノイズが出ております。
S&Hの回路も組みたいのですが、モジュールシンセの利点を追求して完全にS&H部分を独立してしまうか(そうするとパネルレイアウト的にちょっとツラい部分がある)、それとものソースはノイズでトリガーはLFOというふうに固定してしまい、単なるランダムヴォルテージ発生装置にするか、悩んでおります。S&Hにそれ以外の入力を突っ込むことってそんなにあるのかなぁ? 思いつくのはソースにサイン波を入れて段階的にアップダウンさせたり、トリガーにゲートを入れてキーを押すたびにサンプルを変える、くらいのものでしょうか。どちらも出来たら楽しいけれども利用するかと言われるとちょっと微妙。うーむ。
VCAも製作中なのですが、モロに音が通る部分なのでちょっとパーツを考えて作ろうと思っています。とりあえず手元にあるパーツでS&Hとポルタメントを仕上げちゃおうかな、とも考えております。